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ふぁいる2 [葵]




2008年04月17日_GRP_0008.jpg



ニューファンドランド
2004.8.26生まれ
♀(避妊手術予定あり)




好意を持って近づいて来てくれる方に、必殺ラブラブビームを送り、K.Oする技を持つ
父にはいつでもビームを飛ばし続ける愛嬌者
呆れるほど気が強く、兄貴にマウンティングする危険な女
でも本当は優しい兄貴にメチャクチャ甘えているのです



吉宗の躾に必死だった頃、既に父は「次の犬」を探しておりました。
候補として父があげる犬種は「超イケイケタイプ」ばかり・・・
どんな反対意見を述べたところで、母の言葉など独り言で終了してしまう。
苦悩していた矢先の出来事でした。

たまたま通りかかった、町のペットショップの店頭にそれはいました。
「お父さん!なんかいたー!」

急いで車を停め、降りて駆けつけてみると、
赤茶けた毛、クリクリの目、人懐っこい仕草
小さなサークルの中でうんちにまみれていたニューファン。

サークルには、「半額セール」と赤いマジックで手書きされた札がかかっていました。
愛情の微塵も感じ取れない「札」を見て、胸がぎゅーっとなったのを覚えております。
速攻、我が家で購入を決定。
「お金持って来るので、その間にシャンプーしておいて下さい」
と、預金を下ろして急いで店へ。

そこにはふわふわの毛にちょこんとリボンをつけてニコニコしているワンコが・・・。
それが葵です。

健康診断はしてあります。気になる股関節の異常もありません。
そんな店員さんの説明を受けても、やっぱり気になり、後ろ脚を触ってみたり、店内を走らせてみたり。
溢れる元気に、「大丈夫みたいだね」と安堵しつつ吉宗の待つ自宅へ葵を連れて帰りました。

店の方は「生後5ヶ月です」と言っていましたが、のちに送られて来た血統書を見ると、
我が家に迎えた頃は既に生後半年を過ぎていました。

何よりもショックだったのは、迎えて二日目に、歩く葵の腰を何気なく触っていた母、異常に気付いたのです。
足を動かすたび、ゴリッゴリッという感触が手に伝わって来るのです。

すぐに病院でレントゲンを撮りました。
「股関節の両方の靭帯が完全に伸びきっているか、もしくは断裂してますね」と医師。
痛みに慣れてしまってるから、元気に走ったりも出来るんですね、とも・・・。

手術の相談もしました。
手術をしても、この先ずうっと良い状態のままでいられるとは限らないこと。
股関節の異常をトレーニングすることで、筋肉が補ってくれる場合もあること。

さんざん悩んだ挙句、結論は「手術はしない」と決断しました。
年を重ねる事で徐々に負担になってくるであろうから、体重の管理をしていくことにしよう。

嘘をついて販売したショップとは大ゲンカとなりましたが、
そのショップも、それから一年ほどで潰れてしまいました。

想像ではありますが、田舎町の小さなショップが、突如として生後半年経った超大型犬を販売すること自体が怪しい、という話。過去に何度か店内に入ったこともありましたが、小さいケースが陳列してあり、数匹の小型犬がいるだけだったのですから・・・。

おそらく、誰かが手放す時に、そのショップに販売を委託したのでは・・・。


そんな経緯もありましたが、当の葵は有り得ないほど元気で、のびのびとしていて、
今でも元気いっぱいで毎日を過ごしております。

叱られても叱られても凹むことのないずうずうしさ。
兄貴を蹴散らして父を独り占めしようとする強引さ。

さすが「女」
我が家で一番気の強い犬、間違いなしな葵です。




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